第354回||2026年度

株式会社LillyHoldings

会場
ウインクあいち

登壇者

  • 代表取締役 西尾 貞将氏

講演の内容

AIという言葉を聞くたびに「自分には難しそう」「若い人のもの」と感じていないか?「今日お越しいただいている年長の先輩方の方が実はAIとの相性は良かったりします」。マーケティングと戦略デザインを得意とし、AI活用支援も手がける西尾氏が「ChatGPTの研修」ではなく「AIの本質」から語りはじめた約90分、会場の経営者たちのAI観を根底から塗り替える内容になりました。「難しい話は一切しません。日常的に使われる言葉だけで進めます」という言葉通り、横文字を極力排しながら実演を交えて展開された講演の全容をお届けします。なお当日は参加者がスマートフォンからその場でAIを実際に操作できる場面も設けられ、会場は体験型の熱気に包まれました。

AIをうまく使えるようになる条件は2つ。「AIに任せることと人が握ることを明文化できる人。そして目的→逆算→言語化のプロセスを言葉にできる人。この2つを持っている人がAIマスターです」。さらに「AIが進化しようが、どのモデルが来ようが、今日お話ししたルールは変わりません。うまく使える人とうまく使えない人の違いを生むのは、AIの知識量ではなく、日常業務の言語化力と経験に基づく判断力です」とも語った。これは飲食業界のみならず、あらゆる業種に共通する普遍的な原則だ。そしてその力を既に持っているのは、実は経験ある年長者の方。「新しいことは何1つもないんです。皆さんが今までやってきたことをそのままAIに投影してあげる。使えるけど使わないという選択が取れる状態になる。そこを目指していただきたい」。飲食店向けに特別開発されたAIツール「ナゴムAI」も披露された。店名・地域・業態を登録するだけでSNS投稿・口コミ返信・メニューポップ・数字コスト分析などがコピペで使える設計になっており、スタッフへの共有も想定したシンプルな構造になっている。「何回使うかだけです。使い続けた先に、AIが自分の商売の本当の武器になります」と最後を締めくくった。

詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.135(2026年9月1日発行)

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