大切なのは次の一手
株式会社ジェイグループホールディングス
- 会場
- ルーセントマリアージュタワー
登壇者
- 代表取締役 新田治郎氏
講演の内容
第261回経営セミナーは、2017年4月11日(火)ルーセントマリアージュタワーにて、株式会社ジェイグループホールディングス 代表取締役 新田治郎氏をお招きし、『大切なのは次の一手』と題してお話しいただきました(第2部は懇親会パーティー・ルーセントマリアージュタワー)。1997年当時、新田氏はマハラジャなどディスコを経営していた名古屋レジャー開発株式会社の社長。1996年12月に親会社が経営難で倒産し、当然自分たちも解散となるはずでした。ところが慕ってくれていたスタッフたちに終わったという感じが全くない。その様子を見て、一時は東京に戻ろうかと考えた新田氏も「とにかく従業員を食わせなあかん!」と考え、誕生したのがJグループです。
倒産の翌年3月に140坪で飲食店をオープンし、その3日後には120坪の2店舗目を出店。2006年には東証マザーズへ上場し、硬式野球にも参入してこれまでに2人のプロ野球選手を輩出しました。東日本大震災の年には、関東の店で1日80万〜100万円売れていたのが1万6000円しか売れない日もありました。しかし労働組合が「誰一人、仲間を見捨てることはできません。そのかわり全員の給料を20%ダウンしてください」と申し出て、2011年の決算は過去最高に。「うちの会社はなかなか潰れないな、と実感した」と笑顔で語られました。Jグループには「家族制度」があり、新入社員から管理職まで6〜7名で家族会を作り、毎月、店が一番忙しい19時から21時に飲み会へ出かけます。「家族は大切。空いている時間にやってはもったいない」。組織を強くするには連帯感・達成感・公平感の3つが必要で、これは経営サイドが作っていくもの。社長の仕事は「人をその気にさせること」。新田氏が20年続けている社員への誕生日の手紙は、結びが「頼むよ、頼りにしてるよ」。700名の社員にほぼ毎日書いているそうです。「社長は、一瞬会っただけで人を1ヶ月元気にさせる」――そう答えられました。
詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.50(2017年5月1日発行)