今、新しい成長を実現している、4つの集客手法とその全国事例
株式会社バリュー
- 会場
- イーオリエンタルバンケット
登壇者
- 代表取締役 木下 尚央之氏
講演の内容
第306回経営セミナーは、2021年10月27日(水)イーオリエンタルバンケットにて、株式会社バリュー 代表取締役 木下尚央之氏をお招きし、『今、新しい成長を実現している、4つの集客手法とその全国事例』と題してお話しいただきました。木下氏は食品メーカー・船井総合研究所を経て、現在は飲食店支援を専門に、成長と集客力アップ支援のコンサルタントをしています。新しい取り組みで業績を伸ばすのではなく、既存店が支持されているという前提に立ち、そこを新しい成長の基盤にするための戦略と全国事例を中心にお話しいただきました。
「〝視覚化を制するものはビジネスを制する〟と言われている」。木下氏は、新商品を作るより一番商品のリニューアルこそが大事だと説きます。ハンバーグの焼き台、天ぷらの揚げどころ、ごはんが炊き上がる羽釜などを見せることで、食べる前からお客様の中においしさが生まれる。実際にハンバーグ屋でも焼き鳥屋でも、主力調理場の様子を見える化したら驚くほど売上に繋がったといいます。回転寿司のシャリを一貫約20gから28gに増やすと、出数が減ると思いきや、逆に一人平均のお皿の出数は上がったという事例も。新規獲得については、アメリカのコンサルティング会社が提唱した「1:5の法則」――新規のお客様で100万円の売上を作るより、常連様で100万円を作る方がコストが1/5で済む――を挙げ、木下氏の顧客先では1/8や1/12で収まった会社もあったと紹介。「一番大事なのは常連様の離脱防止。これが一番の店舗活性化に繋がる」。肉体労働・頭脳労働に続く3つめの労働「感情労働」がこれから伸びる、という見立てのもと、新宿の元ナンバー1ホストが「10万円のネックレスを一度贈るより、1万円のプレゼントを10回」と答えた話や、マジシャンが手品の技術を磨くのではなくお客様を笑わせることに専念すると決めた瞬間の話が紹介されました。「もう一度、食事の楽しさを考え、わざわざお客様がお店に来る理由を作らないといけない」と結ばれました。
詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.87(2021年11月1日発行)