第313回||2022年度

株式会社海帆

会場
本丸ホール

登壇者

  • 代表取締役社長 國松 晃氏

講演の内容

第313回経営セミナーは、2022年6月21日(火)本丸ホールにて、株式会社海帆 代表取締役社長 國松晃氏をお招きし、『M&A、企業再生、ファイナンス、上場企業の運営』と題してお話しいただきました。「10億の赤字の社長です」と笑顔で始まった回です。2000年にガーデンへ参加し、M&Aで13社・200店舗・20業態の赤字をすべて黒字化させた実績を持ちます。2018年に1日で無職になり、2019年に株式会社海帆へ。誌面には小学校5年生のときの作文「僕の将来の夢は、飲食店の社長になる事です」も掲載され、46歳になった現在、書いてあることのほとんどができていると振り返ります。

高校生の頃は原宿や渋谷をスカウトされるまでひたすら歩き、二か月後にはCM12本、ファッション誌掲載が増えました。オーディションでは「世の中をよくする経営者になりたい。だから受からないと困るんです」と伝え、その心意気に賛同した人が採用してくれたといいます。コピー機販売の仕事で自分の夢を語ったら売れた経験から「人の魂を揺さぶれば、相手は意思決定をしてくれる」と学びました。「赤字の会社の社員さんは基本的に赤字になるように行動している」――①ごみを拾わない ②挨拶しない ③窓を拭かない、が共通点だと國松氏は言います。匿名用紙に社員が書いた会社の問題点が100あれば、改善箇所が100か所見つかったことになる。改善方法はトップダウンではなく彼ら自身に検討・実行・実現させ、そこに「ありがとう」という感謝が加わると会社が変わる。「僕の会社の目的はあなたたちを幸せにすること。でも僕は力がないからできないので力を貸してください。売上はお客様を幸せにしてください」と目的をはっきり伝えることが違いを生む、と。不動産の仲介手数料は普通ひと月分のところ3カ月分支払う――そうすればいい物件が出た時に必ず一番先に話が来るからです。「株がもらえるプロパー経営者を育て、僕は辞める。本来彼らがやりたかった姿にして、そこにみんなが戻ってきてくれるようにする、というのが僕の海帆でのミッション」。上場は手段であって目的ではない、と結ばれました。

詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.94(2022年7月1日発行)

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