成功の方程式
株式会社トラムスコープ
- 会場
- サッポロビール会議室
登壇者
- 代表取締役社長 加藤 敦揮氏
演題の補足
- これがあれば頑張る方向性がみえる!
講演の内容
第328回経営セミナーは、2024年1月16日(火)サッポロビール会議室にて、株式会社トラムスコープ 代表取締役社長 加藤敦揮氏をお招きし、『成功の方程式 これがあれば頑張る方向性がみえる!』と題してお話しいただきました。スペイン窯を使った「パンのトラ」というリテールベーカリーを愛知県で6店舗運営しています。社名の〝トラ〟は「パンのトラ」と同じ。父が三河でミスタードーナツやモスバーガーを経営しており、小さい頃から社長の息子と言われるのが嫌だったこと、起業する時に社長を背負ってしまうことへの思いから、この社名になったそうです。
2014年に食パン、2023年にカレーパンで世界記録を達成。カレーパンは24時間と8時間の2つのカテゴリーで取り、合計3つのギネス記録を持っています。挑戦した理由は3つ――①自信を取り戻したかった ②自分のチームが強かったから ③市場浸透戦略を取らないといけなかった。誌面には準備の実際が表で示されており、1年前にギネス社へ申請(申請費用は30万円ほど)、6か月前にレギュレーションの確定、3か月前に事前告知準備スタート、前日に動作確認。お客さんが並ぶ位置、ベルトコンベアの位置、在庫の数まで細かく決め、3か月前には99%ほぼ完璧な状態で準備ができているといいます。研究テーマは2つ。「DEAN & DELUCAのトートバッグがなぜあんなに売れるのか」と「スターバックスのコーヒーを美味しいと言う人はいないのに、なぜみんなスターバックスに行くのか」。前者について社長に尋ねたところ「あれはトートバッグではなくショッピングバッグ。日常品を売っている店のショッピングバッグを使うことで、その人の生活が透けて見える」という答えが返ってきた――〝ケ〟のカテゴリーで勝負していても〝ハレ〟を転化することでブランディングが成立する、という学びです。これからめざすものとして、①文化に根付いたものであること ②そのカテゴリーが「ケ」であること ③「ハレ」をまとうこと ④「ケ」から「ハレ」にかけてつながりがあること、の4つが挙げられました。
詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.109(2024年2月1日発行)