ワンダーテーブルのブランド&グローバル戦略
株式会社ワンダーテーブル
- 会場
- ウインクあいち 1103
登壇者
- 代表取締役会長 秋元 巳智雄氏
講演の内容
第331回経営セミナーは、2024年4月15日(月)ウインクあいち1103にて、株式会社ワンダーテーブル 代表取締役会長 秋元巳智雄氏をお招きし、『ワンダーテーブルのブランド&グローバル戦略』と題してお話しいただきました。19歳のときに銀座でバイトを始め、二十歳の時には飲食店で生きていこうと決めていたという秋元氏。「私利私欲でやるんじゃなくて、世の中のために、人に役に立つことが仕事だと思うし、人生だね」という言葉を、若い人たちに伝え続けています。誌面には国内11ブランド/海外7ブランドのポートフォリオが掲載され、オリジナルブランド、海外から導入したライセンシーブランド、海外へ展開するライセンサーブランドの3層構造が示されています。同日、第34期総会も開催されました。
リーマンショック、震災、コロナと様々な局面を経て、経営トップとしてやったのは「自分たちの会社は何が得意で、何が苦手なのかを徹底的に分析すること」でした。行き着いたのが得意分野の「ニッチトップ戦略」です。天吉屋は東京に本店のみで、天丼グランプリ10年連続金賞受賞。西新宿の野村ビル地下2階という歩いていても気づかない立地ながら、「新宿 天ぷら」で検索すると上位に表示され、高評価コメントがあるので携帯の位置情報で来店してくれる――立地で判断される世の中ではなくなってきた、と語ります。モーモーパラダイスは30年前、高級料理だったしゃぶしゃぶをカジュアルにして食べ放題にしたブランドで、今ではアジアのショッピングモールで世界のスタンダードになりました。オービカ モッツァレラバーは2008年のオープンから16年経っても似た店が3〜4店舗しかない――モッツァレラを高くフレッシュに輸入するのが簡単ではないからです。インバウンドについては、去年のデータで3割ぐらいの企業しか対応ができておらず、7割は電話対応・カード対応・メニュー対応をしていないと指摘。ワンダーテーブルは20年前から取り組んでおり、ノウハウを作れば新しい売上を作れると。売上は2018年に130億円だったものがコロナで59億円まで落ち、2023年度には140億円まで回復。「V字回復ができたのは、間接的にでも理念経営をしてきたからだ」と締めくくられました。
詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.112(2024年5月1日発行)