第337回||2024年度

株式会社BOOMA

会場
サッポロビール会議室

登壇者

  • 代表取締役 大島 大五郎氏

講演の内容

第337回経営セミナーは、2024年11月6日(水)サッポロビール会議室にて、株式会社BOOMA 代表取締役 大島大五郎氏をお招きし、『日本の食文化継承のために』と題してお話しいただきました。「日本が世界で戦えるコンテンツは〝自然〟と〝食〟と〝アニメ〟だと思っています」。社名のBOOMAは、漢字で武士の〝武〟に〝磨く〟を掛けた、武士道を磨くという想いから。2000年に株式会社インフォマートへ2期目・8人目の社員として入社し、東証一部上場・時価総額3000億円までを見届けたのち、ベトナムやネパールの日本語学校を支援し、外国人材と日本の飲食店をつなぐ活動をしています。

ベトナムの大卒初任給は平均4万5000円ほど。だから日本に来れば稼げて、国に送金ができます。見学ツアーでは午前中に授業へ参加してどんな勉強をしているかを見てもらい、その後2〜3社合同で面接。これまで5回のツアーで66社が参加し、採用人数は276人、1社あたり平均3.7人。2回以上参加した企業が20%あり「ベトナム人を採用して良かったと思っていただいている」といいます。採用後の流れは、面接・合格から試験まで5〜6ヶ月、ビザ取得に4〜5ヶ月、入国前準備2〜3週間、入国後3〜4日で入社。日本語N4と外食業特定技能の取得が条件です。辞める理由は(1)待遇給与のことで揉める(2)人間関係(3)ビザの問題――「結局日本人と一緒じゃないかなと考えます」。日本人の退職率13.9%、飲食業は26%に対して、特定技能は16%でした。誌面の最後には6つのまとめが掲げられています――①日本の飲食業に憧れる外国人はたくさんいる ②育てる軸となるものは日本人も外国人も同じ ③日本人が辞める会社は外国人も辞める ④日本語が苦手だからお客さんとの接点をなくすのは良くない ⑤差別はNGだが区別は仕方ない ⑥約束通り報酬を与え、疎外感を与えなければ問題ない。「皆様の血が通った店舗を、彼ら彼女の国に帰ってやってもらう。5年10年かかると思いますけど、この活動を続けていきたい」と結ばれました。

詳細はPDFでご覧いただけます NAGOMU press vol.118(2024年12月1日発行)

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